Process Manager

Process Managerを使用すると、Process Managerを用いるHyperWorks 環境内で迅速な開発および標準的な製品エンジニアリングのためのプロセスオートメーションの展開することができます。

Process Managerは、予め定義された標準ワークプロセスをユーザーにもたらすプログラマブルなタスク管理ソフトウェアです。

Process Managerは、以下の3つのコンポーネントで構成されています:
  • Process Manager
  • Framework
Process Managerは、HyperMeshMotionViewHyperViewHyperGraphといった様々なHyperWorks製品から起動することができます。 Process Managerでは次のことが可能です:
  • プロセステンプレートの読み出し
  • プロセスツリーの作成、各種モジュールのホスト
  • 新規プロセスインスタンスの作成
  • 既存のプロセスインスタンスのオープン
  • 現在のプロセスインスタンスの保存
  • プロセスインスタンスのリプレイ
Process Managerは、シンプルなスクリプトファイルまたは下記のようなバッチファイル(Windowsの場合)を書くことによって、スタンドアローンモードで実行することも可能です。ユーザーご自身の環境に合うよう、変数ALTAIR_HOMEおよびDEF_TEMPLATEを必ず修正してください。
@echo on
if "%OS%" == "Windows_NT" setlocal

REM Please modify the following 2 lines
set ALTAIR_HOME=c:\Altair\hw10.0
set DEF_TEMPLATE=%ALTAIR_HOME%\demos\pmgr\simple\simple.pmt

set HWPM_HOME=%ALTAIR_HOME%\javaapps\WIN32\pmgr
set ALTAIR_JIDE_LIB="%HWPM_HOME%\lib\jide-action.jar;%HWPM_HOME%\lib\jide-components.jar;%HWPM_HOME%\lib\jide-designer.jar;%HWPM_HOME%\lib\jide-dialogs.jar;%HWPM_HOME%\lib\jide-dock.jar;%HWPM_HOME%\lib\jide-grids.jar"
set ALTAIR_MONARCH_LIB="%HWPM_HOME%\lib\mchart.jar;%HWPM_HOME%\lib\mgraph.jar"
set JRE_HOME=%ALTAIR_HOME%\hw\jre\WIN32\jre
set JRE_ARGS=-DHWPM_HOME=%HWPM_HOME% -DHWS_PATH=%ALTAIR_HOME%\hw\lib\win32 -Xms128m -Xmx512m
set ALTAIR_CLASSPATH=%HWPM_HOME%\bin\hwpm.jar;%ALTAIR_CLASSPATH%
set ALTAIR_CLASSNAME=com.altair.hwm.toolkit.frame.HWMAppFrameView

if "%LM_LICENSE_FILE%" == "" set LM_LICENSE_FILE=%ALTAIR_HOME%\security\altair_lic.dat
%JRE_HOME%\bin\java -Ddebug=true %JRE_ARGS% -Ddeftpl=%DEF_TEMPLATE% -classpath %ALTAIR_JIDE_LIB%;%ALTAIR_MONARCH_LIB%;%ALTAIR_CLASSPATH% %ALTAIR_CLASSNAME%

スタンドアローン版のProcess Manager はは、スタンドアローン版HyperMeshからProcess Managerを実行することとは異なりますのでご注意ください。スタンドアローン版Process Managerは、本来HyperWorksを使用しないプロセスにおいて幅広く使用されます。

Process Studioはプロセスオーサリングツールで、ユーザーは、Process Managerにおいて使用するカスタマイズされたコントロールを含むプロセステンプレート(.pmt)を作成することが可能です。プロセス内の各タスク用のユーザーインターフェース(HWPM Pageと呼ばれる)は、HWPM Controlをドラッグ&ドロップし、それらをステッチングすることによって作成します。また、プロセスツリーをインタラクティブに作成したり、各タスクをHWPM Pageと関連付けたりすることも可能です。プロセスツリーはインタラクティブに作成することもでき、各タスクにはHWPMページを関連付けることができます。既にプログラムされたモジュールが存在する場合、各タスクはTclモジュールとも関連付けることが可能です。プログラマーは、Java Beansを書くことで、使用可能なHWPM Controlのセットを追加することができます。

Frameworkには、上記の各モジュールがアクセス可能なAPIのロバストセットが含まれています。