HM-4000:荷重条件の設定
ここでは、テンプレートを用いてソルバー入力ファイルを作成する基本的なコンセプトについて理解を得ます。特に、モデルの荷重条件の定義、ソルバー指定のコントロールの指定、HyperMeshからソルバーへ入力ファイルを実行する方法を中心に習得します。
有限要素(FE)プリプロセッサを使用する目的は、ソルバーで実行することができるモデルを作成することにあります。有限要素ソルバーは、荷重条件におけるパートの応答を求めることができます。境界/荷重条件は、境界拘束、荷重、圧力、温度などの形式で定義します。
- チャネルの形状ライン上に拘束条件(OptiStruct SPC)を定義
- ブラケット上に2つの荷重(OptiStruct FORCE)を作成し、圧荷重をシミュレート
- 荷重ステップ(OptiStruct SUBCASE)を定義
- モデルのOptiStruct入力ファイルへの出力
- OptiStruct入力ファイルをOptiStructで実行
- HTMLレポートファイルで結果を確認

図 1.
ユーザープロファイルの読み込み
このステップでは、OptiStructユーザープロファイルを読み込みます。
- HyperMesh Desktopを起動します。
- User ProfileダイアログでOptiStructを選択します。
- OK をクリックします。
モデルファイルを開く
このステップでは、モデルファイルchannel_brkt_assem_loading.hmを開き、表示します。
荷重コレクターの作成
このステップでは、pressing_loadとconstraintsという名称を与えて2つの荷重コレクターを作成します。
ライン形状に拘束条件を適用
このステップでは、チャネルのライン形状に拘束条件(OptiStruct SPC)を適用します。
拘束のチャネル節点へのマップ
このステップでは、ジオメトリラインへの拘束(OptiStruct SPC)をラインに関連したチャネル節点へマッピングします。
集中荷重作成の設定
このステップでは、圧荷重用にブラケット上に荷重(OptiStruct FORCE)を作成するための設定を行います。
集中荷重の作成
このステップでは、圧荷重用にブラケット上に荷重(OptiStruct FORCE)を作成します。
荷重ステップの定義
このステップでは、圧荷重用の荷重ステップを定義します。
- Load Stepを作成するため、モデルブラウザで右クリックし、コンテキストメニューからを選択します。
-
エンティティエディターで以下を設定します。
荷重ステップの表示のオン / オフ
このステップでは、荷重ステップ(load stepで定義した荷重コレクター)の表示のオン / オフを切り替えます。











