既知の問題:2021

以下に、2021リリースの既知の問題のリストを示します。

既知の問題:2021.1

  • コンストラクション履歴のフェイスなどのフィーチャーを除去する際に、子の従属が正しく除去されず、位置や向きが変わってしまうことがあります。[IN-19711]
  • 剛性の最大化を使用したトポグラフィー最適化に失敗することがあります。[IN-19718]
  • 変数マネージャーでグループ化された式がありますが、2つのユニットベース値の乗算など、特定の式が無効になります。[IN-22073]
  • Inspireバージョン2021.1以降では、2021.1より古いバージョンで作成したPolyNURBSのブール履歴はサポート対象外です。PolyNURBSパートを編集すると、ブーリアンは消えます。従来の.stmodファイルで作成したPolyNURBSを編集する場合は、それより以前のInspireバージョンで開いて編集する必要があります。または、Inspire 2021.1バージョン以降で開き、ブーリアン演算の結果としてオフ設定されたパートで設定を行い、再度ブール演算を適用すると、構造フィーチャーが作成されます。[IN-22870]
  • 結果の読み込みをUndo操作してから実行して、結果を再度読み込みしようとするとクラッシュします。[IN-24222]
  • スケッチ参照エンティティが孤立状態で表示されて、警告メッセージが表示されます。これは、参照として使用されているすべての交差エッジがモデル内で依然として使用可能になるようにスケッチ面を移動させた場合でも同様です。[IN-24820]
  • 接触結果に接触ステータス結果タイプが表示されていません。[IN-25308]
  • 回転体フェイスでスケッチし、回転角度を修正すると、時にスケッチの位置が変わって、スケッチしたフェイスに留まらなくなります。[IN-25354]
  • 結果の形状選択にシュリンクラップパートを作成する場合、シュリンクラップパートを編集すると、Inspireは最初の形状選択の表示に切り替わります。[IN-25368]
  • PolyNURBS形状最適化を実行して、最初の形状選択に切り替えた後、グラフィックはクリップされます。[IN-25392]
  • スケッチとモデルのエッジとの間にパッチを作成すると、エッジとサーフェスの間にギャップが生じます。この問題を回避するには、抽出ツールを使用してスケッチから曲線を抽出し、パッチを適用するパートでブーリアン処理を行います。[IN-25409]

既知の問題:2021

  • 旧バージョンのInspireからの.stmodファイルに基づいてSimSolid .sspファイルをエクスポートすると、アセンブリのモデル階層が維持されません。回避策としては、アセンブリ全体を移動してから、移動を元に戻してエクスポートします。[IN-23004]
  • Parasolidとしてインポートされ、STLとしてエクスポートされたモデルでは、SimSolid解析が失敗します。[IN-21168]
  • フェイスのベアリング荷重は、SimSolidによって円筒として識別されません。[IN-20945]
  • サーフェス間の接触がマージされる問題。[IN-19187]
  • モデルの階層構造は、古い stmod ファイルのアセンブリとは異なります。[IN-23004]
  • 円筒座標系に荷重や強制変位を加えても、結果は直交システムと同じになります。[IN-23423]