トレーサー
トレーサーツールを使用して、モーション実行時のトレースポイントのパスを可視化します。
パスが表示されたら、形状の作成と修正にこのパスを使用できます。移動する参照フレーム上でのパスの表示を選択することで、パートのモーションから形状(カムなど)を合成できます。

トレーサーツールの上にマウスカーソルを合わせると表示されるサテライト アイコンをクリックして、モデル内のすべてのトレーサーのリストを表示します。
トレーサーの作成と表示
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トレーサーツールを選択します。
- ペンのように機能するトレースポイントを選択します。
- オプション: Ctrlキーを押しながら紙のように機能する参照ポイントを選択します。
- モーション解析を実行します。または、実行がすでに存在する場合は、トレースパスが表示されます。
- オプション: アニメーションでの最後の10フレームの部分的なトレースパスを表示するには、プロパティエディターでトレースを有効を選択します。トレールフレーム値を調整して、トレースパスの長さを調整します。
- オプション: 最後の有効なモーション実行の完全なトレースパスを表示するには、トレーサーツールに入るか、モーション結果のレビューツールを使用して、アニメーションでの最後のステップを表示します。
- チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
- マイクロダイアログのツール移動を使用してトレーサーを移動すると、トレースしたパスは自動的に更新されます。
- トレーサーはパートフィーチャーに関連付けられています。トレーサーは、それに関連付けられているパートフィーチャーまたは形状に変更が加えられた場合に、削除されることがあります。
- トレーサーは、モデルブラウザでアイコンをクリックするかコンテキストメニューを使用して、非表示と表示の切り替えが可能です。
- プロパティエディターで、トレーサーとそのトレースパスの色と線の太さを変更できます。
- コンテキストメニューにある位置のエクスポートオプションで、グローバルx、y、zの位置データを含む.csvファイルを保存できます。
- トレーサーを除去/除去解除して、モデルへの影響を把握します。トレーサーを右クリックして除去を選択します。それをモデルブラウザまたはテーブルから右クリックし、除去解除を選択します。
トレースパスからの形状の作成
- トレーサーを作成してモーション解析を実行します。
- トレーサーを右クリックし、コンテキストメニューからスプラインの作成を選択します。モデルブラウザで質量のないパートが作成されます。これで、このパートのプッシュ、プル、および別の操作が可能になります。
- 有効なスプラインを作成するには、トレースパスがループバックしないことを確認してください。終了時間を短くして、トレースパスの延長距離を制御してみてください。
- または、コンテキストメニューからポリラインの作成を選択して、ポリラインを作成することもできます。ポリラインは、滑らかなラインスプライン曲線ではなくセグメント化されます。
- スプラインまたはポリラインに変換するトレースパスが複数ある場合は、複数選択がサポートされます。
- 後で利用するために、トレーサーを保持する場合は、作成したスプラインをグラウンドするか、それを剛体グループに追加します。
トレーサーテーブル
トレーサーテーブルには、モデル内のトレーサーがすべてリストされるため、さまざまな属性を編集できます。
場所:トレーサーツール、サテライトアイコン

図 1. トレーサーテーブル
動作 | 操作 |
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トレーサーの名前を変更する | テーブル内のセルを選択し、もう一度クリックしてフィールドを編集可能にします。 |
色を変更する | テーブル内の色のセルを選択し、色パレットから別のオプションを選択します。 |
カラムをソートする | カラムヘッダーをクリックします。続けてクリックすると、昇順と降順を切り替えられます。 |
カラムを追加または削除する | カラムヘッダーを右クリックします。 |
ショートカット
動作 | 操作 |
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参照パートを選択する | トレーサーが選択されている状態で、Ctrlキーを押しながら、紙のように機能するパートを左クリックします。 |
ツールの終了 | チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。 |