Iform = 12
ブロックフォーマットキーワード 材料識別子と初期体積率を指定することによって、4つの異なるサブ材料(固体、液体、気体および爆発物)を定義することができます。
- LAW3 (HYDPLA)
- LAW4 (HYD_JCOOK)
- LAW5 (JWL)
- LAW6 (HYDRO)
- LAW10 (DPRAG1)
- LAW102 (DPRAG2)
- /EOS/LINEAR
- /EOS/POLYNOMIAL
- /EOS/IDEAL-GAS
- /EOS/STIFF-GAS
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
/MAT/LAW51/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
空白 | |||||||||
Iform |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mat_ID1 |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
mat_ID1 | |||||||||
mat_ID2 | |||||||||
mat_ID3 | |||||||||
mat_ID4 |
定義
フィールド | 内容 | SI単位の例 |
---|---|---|
mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
|
unit_ID | 単位識別子 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
|
Iform | 定式化フラグ = 12 (整数) |
|
動的せん断粘性
デフォルト = 0(実数) |
||
動粘性(体積)、
、これはStokesの仮説に一致。 デフォルト = 0(実数) |
||
mat_ID1 | LAW3、4、5、6、10または102を参照する必要のある1つ目のサブ材料の識別子。 必須(整数) |
|
1つ目のサブ材料の初期体積率。 デフォルト = 0(実数) |
||
mat_IDi | (オプション)LAW3、4、5、6、10または102を参照する必要のある2つ目から4つ目のサブ材料の識別子。 デフォルト = 0(整数) |
|
(オプション)初期体積比率。 (実数) |
例
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/1
unit for mat
g mm ms
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/LAW51/101/1
99.99% Water-MULTIMAT:AIR+WATER ,units {g,mm,ms}
# RHO_I RHO_0
# IFLG
12
# NU LAMDA
0 0
# MAT_1 ALPHA_1
5 0.9999
# MAT_2 ALPHA_2
4 0.0001
/ALE/MAT/101/1
# Modif. factor.
0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/HYDRO/4/1
AIR
# RHO_I RHO_0
1.22e-6 0
# Knu Pmin
0 0
/EOS/IDEAL-GAS/4/1
EoS for Air at atmospheric pressure
# GAMMA P0 PSH T0 RHO0
1.4 0.10 0 300.0 1.22E-6
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/LAW06/5/1
water
# RHO_I
0.001
# KNU PMIN
0 0
/EOS/STIFF-GAS/5/1
STIFF_GAS_WATER
# GAMMA P0 PSH P_STAR RHO0
6.1 0.10 0 368.85
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#enddata
コメント
- 材料則は、拡散インターフェーステクニックに基づいています。数値的な拡散は、体積率(/ALE/MUSCL)にMUSCL法を使用することで向上できます。拡散の制限に使用されていた以前の/UPWINDは廃止されました。
- サブ材料は任意の順でリストできますが、爆発性のあるサブ材料/MAT/LAW5は1つだけです。
- 4つのサブ材料が要求されている場合、少なくともそれらのうちの1つは爆発性のあるサブ材料/MAT/LAW5でなければなりません。
- 動粘性はグローバルで、材料毎に固有ではありません。これらは、粘性応力テンソルの計算に用いられます:
(1) ここで、- 動的せん断粘性
- 動的体積粘性フラグ
- 体積比率によって、要素体積を3つの異なる材料で分け合うことができます。
材料毎に、 を0と1の間に定義する必要があります。
初期体積比率の合計 は1に等しい必要があります。
体積の自動初期比率については、/INIVOLカードをご参照ください。
- この材料則をRadioss単精度エンジンで使用することは推奨されません。