/MAT/LAW6 (HYDROまたはHYD_VISC)
ブロックフォーマットキーワード 流体材料を記述します。圧力は、/EOSオプションの定義によって与えられる状態方程式を用いて計算されます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
/MAT/LAW6/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/HYDRO/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/HYD_VISC/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
Pmin |
定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
---|---|---|
mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
|
unit_ID | 単位識別子。 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
|
初期密度 (実数) |
||
E.O.S(状態方程式)で使用される基準密度 デフォルト = (実数) |
||
運動粘性 (実数) |
||
Pmin | 圧力のカットオフ デフォルト = -1.0 x 10-30(実数) |
例(空気)
#RADIOSS STARTER
/UNIT/1
unit for mat
kg m s
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/HYDRO/4/1
AIR
# RHO_I RHO_0
1.22 0
# Knu Pmin
1.5E-5 0
/EOS/POLYNOMIAL/4/1
AIR
# C0 C1 C2 C3
0 0 0 0
# C4 C5 E0 Psh RHO_0
0.4 0.4 253300 0 1.22
/EULER/MAT/4
# Modif. factor.
0
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#enddata
/END
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
コメント
-
ここで、
- 乱流なし
- 偏差応力テンソル
- 偏差ひずみテンソル
- 流体力学的圧力の状態方程式は、/EOSカードで指定されていなければなりません。
- 体積膨張を伴う線形材料の場合:
および
および
したがって:(1) (2) の場合、 l=、したがって
ここで、- 膨張係数
- 膨張
- すべての熱データ( )はキーワード/HEAT/MATで定義できます。
- 液相(気相を含まない)に対してLAW37とLAW6を組み合わせて使用する場合は、液体EOSの適合性が以下のようになります:
- --右記の場合; /MAT/LAW37 (BIPHAS)
- --LAW6の場合 (上記の例で定義されている多項式EOSを介し)
ここで、
したがって:
- 気相(液相を含まない)に対してLAW37とLAW6を組み合わせて使用する場合は、気体EOSの適合性が以下のようになります:
- --LAW37の場合
- --LAW6の場合(/EOS/IDEAL-GAS状態方程式を介し)
ここで、 は単位体積当たりのエネルギーです。