/MAT/LAW33 (FOAM_PLAS)
ブロックフォーマットキーワード この材料則は、塑性挙動のような除荷 / 再載荷を伴う粘弾性フォーム材料をモデル化します。この材料則は、ソリッド要素のみで使用でき、通常は、衝撃リミッタ等の低密度の密閉セルポリウレタンフォームのモデル化に使用されます。
フォーマット
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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/MAT/LAW33/mat_ID/unit_IDまたは/MAT/FOAM_PLAS/mat_ID/unit_ID | |||||||||
mat_title | |||||||||
E | Ka | fct_IDf | Fscalecrv | ||||||
P0 | |||||||||
A | B | C |
(1) | (2) | (3) | (4) | (5) | (6) | (7) | (8) | (9) | (10) |
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E1 | E2 | Et |
定義
フィールド | 内容 | SI 単位の例 |
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mat_ID | 材料識別子 (整数、最大10桁) |
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unit_ID | 単位識別子 (整数、最大10桁) |
|
mat_title | 材料のタイトル (文字、最大100文字) |
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初期密度 (実数) |
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E | ヤング率 (実数) |
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Ka | 解析タイプフラグ。
(整数) |
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fct_IDf | 降伏応力vs.体積ひずみ曲線関数の識別子 (整数) |
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Fscalecrv | fct_IDfの縦軸(応力)のスケールファクター デフォルト = 1.0(実数) |
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P0 | 初期気圧。 5 (実数) |
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発泡とポリマーの密度の比率。 (実数) |
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初期体積ひずみ。 (実数) |
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A | 降伏パラメータ。 (実数) |
|
B | 降伏パラメータ。 (実数) |
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C | 降伏パラメータ。 (実数) |
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E1 | ヤング率更新の係数 (実数) |
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E2 | ヤング率更新の係数 (実数) |
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Et | 接線係数。 (実数) |
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純圧縮の粘性係数。 (実数) |
||
純せん断の粘性係数 (実数) |
例(フォーム材)
#RADIOSS STARTER
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/UNIT/1
unit for mat
Mg mm s
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#- 2. MATERIALS:
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
/MAT/FOAM_PLAS/1/1
Foam
# RHO_I
2E-10
# E Ka func_IDf Fscalecurv
200 1 0 1
# P0 Phi Gamma_0
0 0 0
# A B C
1E30 0 0
# E1 E2 Et eta_comp eta_shear
0 0 2 2E27 1E27
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
#ENDDATA
/END
#---1----|----2----|----3----|----4----|----5----|----6----|----7----|----8----|----9----|---10----|
コメント
- 制限的な降伏曲線が定義されていない場合、材料はMaxwell-Kelvin-Voight粘弾性モデルに従います。
- 制限的な降伏曲線が定義されている場合、材料は最初、粘弾性則に従い、定義された降伏曲線と交差すると、これによって引張および圧縮での粘弾性応力が制限されます。材料は塑性を示しませんが、粘超弾性の挙動を示します。
- 降伏関数がfct_IDf = 0の場合、
(1) ここで、 は以下の式で表される体積ひずみです:(2) - 降伏関数がfct_IDf ≠ 0の場合、 vs. は曲線識別子fct_IDfの入力から読み込まれます。この曲線は、引張( )および圧縮( )に対して定義することができます。応力は、引張と圧縮の両方について、正の値で入力する必要があります。
- オプションの気圧。体積ひずみの関数を構造圧力に追加できます。圧力は応力テンソルの球状部にのみ加えられます。
(3) - 除荷の初期勾配としてヤング率が使用されます。ひずみ速度に基づいて、一定または可変にできます。
(4) - 除荷または荷重方向の変更(引張<->圧縮)は、等方性弾塑性材料や粘性の強いフォーム材料など、現在の弾性係数に従っています。ただし、塑性ひずみの累積はありません。