シールドケーブルとのFieldのカップリングの計算

接地面上方のモノポールアンテナ近傍に任意の経路で配線したシールドケーブルと、そのモノポールアンテナ間のカップリングを計算します。

ケーブル解析手法を使用してケーブルハーネスを解析します。この手法では、まずケーブルを考慮せずにモデルを解析したうえで、ケーブルの伝達インピーダンスを使用してケーブルとモデルとのカップリングを計算します。ケーブル解析手法には、ケーブルの実測プロパティがデータベースで用意されています(Fekoに統合されています)。

Note: 完全なMoMソルバー手法を使用してケーブルをモデル化することもできます。ケーブルが複雑な場合は、モデル化に要するメモリ量と解析時間が数桁増大します。


Figure 1. 無限接地面上でモノポールから照射されるRG58シールドケーブルをCADFEKOで表示した3Dビュー