結果の表示

POSTFEKOで結果を表示して後処理を実行します。

励振または負荷を解法に追加すると、意図せずにさまざまな特性モードの加重和を計算することになります。特性モードを使用すると、形状を変更せずに構造の挙動を変更できます。

  1. 適切な位置に給電源を配置すると最初の特性モードがどのように再構成されるかを確認します。
    Note: 再構成した特性モードと元の特性モードを比較するには、すべての値を正規化する必要があります。
    1. CharacteristicModeConfiguration1(モードインデックス=1)の電流を3D viewにプロットします。
    2. StandardConfiguration1の電流を2番目の3D viewにプロットします。
    3. 適切な位置(StandardConfiguration1)に配置した給電源を使用して、CharacteristicModeConfiguration1の最初のモードで得られた電流を、再構成したモードの電流と比較します。


    Figure 1. MIMOリングの最初の特性モード(左)と再構成したモード(右)との比較。
  2. 適切な位置に給電源を配置すると5番目の特性モードがどのように再構成されるかを確認します。
    1. CharacteristicModeConfiguration1(モードインデックス=5)の電流を3番目の3D viewにプロットします。
    2. StandardConfiguration2の電流を4番目の3D viewにプロットします。
    3. 適切な位置(StandardConfiguration2)に配置した給電源を使用して、CharacteristicModeConfiguration1の5番目のモードで得られた電流を、再構成したモードの電流と比較します。


    Figure 2. MIMOリングの5番目の特性モード(左)と再構成したモード(右)との比較。
  3. 特性モード設定の遠方界と再構成したモードの遠方界を極座標グラフ上で比較します。


    Figure 3. 特性モードの電界と再構成したモードの電界との比較。
    Note: 給電源が存在しないので、この比較では結果が正規化されます。
    手動で励振した電界には、特性モードの電界との優れた一致が見られます。