周期対称

構造リボンにある周期対称ツールを使用して、周期対称を設計領域に適用します。

周期対称は最適化には有効ですが、解析には無効です。



使用している設計領域や荷重そのものが周期対称でない場合でも、スターフィッシュ、プロペラ、スポークタイヤなどの周期的に同じ形状が繰り返される形状を作成できます。周期対称な形状には、領域が対称なものと非対称なものの2種類あります。周期対称ツールは、非対称領域を作成する際に使用します(下図参照)。(対称領域を作成するには、周期+面対称ツールを使用します。)


図 1. 領域内で非対称な周期対称

設計領域上で周期的な繰り返しを強制するには、中心線を指定し、360度の範囲で何度同じ形状が繰り返されるかを指定します。周期対称面上に赤いエッジが表示され、対称領域であることが示されます。黒いエッジの場合、非対称領域であることを示します。通常、完全に周期対称な形状を作成することはありませんが、周期的形状に近い形状を得ることができます。

周期対称の適用

設計領域と周期対称領域数を選択します。

  1. 構造リボンで、形状コントロールアイコンの面対称ツールを選択します。


  2. 2次リボンの周期対称ツールをクリックします。


  3. ツールを起動する前に設計領域を選択していた場合、周期対称は自動的に設計領域に適用されます。選択していなかった場合は、設計領域をクリックして周期制約を適用します。
    マイクロダイアログと3つの黒い放射状の面が表示されます。
  4. マイクロダイアログのテキストフィールドに領域の数を指定します。


  5. Right-click and mouse through the check mark to exit, or double-right-click.

マイクロダイアログオプション

形状コントロールをダブルクリックして編集し、マイクロダイアログオプションにアクセスします。

アイコン 説明
対称面と周期対称 クリックして別のタイプの形状コントロールに変換します。
領域 周期対称領域の数を入力します。
形状コントロールを移動または回転します。
放射状の面をグローバルX、Y、またはZ方向に揃えます。
形状コントロールを移動した後に設計領域に揃えます。デフォルトでは、放射状の面は加工されていない形状をキャプチャーし、設計領域内に合わせて位置付けられます。
クリックし、方向ベクトルのx、y、zの各成分を手動で入力します。