チュートリアル:標準サーフェス1

プリミティブ、NURBSカーブの作成、ポイントの編集による変更、ブレンド、ロフト、オフセット、トリムなどのツールの使用など、基本的なサーフェス技法について説明します。

このレッスンでは、以下のことを学習します。
  • 自由な円の作成
  • ポイント編集モード
  • ブレンドカーブ
  • ロフト
  • NURBSカーブ
  • オフセット(サーフェスとカーブ)
  • トリム


自由な円の作成

  1. カーブタブで、自由な円/円弧ツールを選択します。

  2. 直径6.35 cm2.5インチ)の円を描画します。
  3. ガイドバーで、カーブタイプをNURBS次数3に変更します。
  4. 移動ツールを開きます。Altキーを押してスケールモードに切り替え、すべてのポイントをYに沿って0.5スケーリングします。

  5. すべてのポイントをボックス選択します。
  6. 移動ツールを開きます。Altキーを押してスケールモードに切り替え、すべてのポイントをYに沿って0.5スケーリングします。

  7. Shiftキーを押しながら、外側の4つのポイントをボックス選択して選択解除します。
  8. 残りの10ポイントをXに沿って1.2スケーリングします。

  9. チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
    注: ポイントをスケーリングする場合、スワイプを右クリックして2回閉じる必要があります。1回は移動ツール用で、もう1回はメインツール用です(この場合は、自由な円/円弧)。
  10. アプリケーションの左下にあるビューコントロールで、ホーム アイコンをクリックしてホームビューに戻ります。
  11. 円をコピーアンドペーストして垂直方向に10 cm移動します。

    注: Inspire Studio 次のように、2つのコピーモードがあります。
    • 標準のショートカットCtrl+Cキーを押してコピーします。プリミティブをコピーする場合、プリミティブは常に履歴とともにコピーされるため、Ctrl+Cキーを押すだけです。
    • または、Ctrl+Shift+Cキーを押して、コンストラクション履歴をコピーします。

ブレンドを使用した外側のカーブの描画

ブレンドは、履歴内のサーフェスまたはエッジを参照する強力なカーブ編集ツールです。連続性を明示的に制御する機能も備えています。
  1. アプリケーションの左下にあるビューコントロールで、View Cubeのフェイスをクリックしてフロントビューに切り替えます。

  2. アプリケーションの右下で、グリッドスナップをオフにすると、より正確なブレンドスナップが容易になります。
    グリッド #1

    グリッド #2

    グリッド #3

    グリッド #4

    注: ビューコントロールのグリッドのオン/オフをクリックして、グリッドを完全にオフにすることもできます。ただし、グリッドスナップがまだオンの場合、スナップを補助するために一時的にグリッドが描画されます。
  3. カーブタブで、ブレンドツールを選択します。

  4. マウスカーソルを一番上の円がプリハイライトされるまで移動します。
  5. ブレンドポイントがマウスの動きと一緒に動かなくなるまで、左にドラッグします。
  6. 一番下の円でこの手順を繰り返します。
  7. チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。
    注: デフォルトでは、曲率制約がブレンドポイントに追加されます。ブレンドをダブルクリックして編集モードに入ります。ブレンドポイントを選択して連続性を位置に変更します。図のように、3D接線ハンドルを使用してカーブを作成します。
  8. このプロセスを繰り返して右側のカーブを作成しますが、3D接線方向は編集しないでください。
    ヒント: モデリングビューを右クリックして最後のコマンドを繰り返すを選択するか、Ctrlキー+ペースバーを押して、最も直近に使用したツールを開きます。
  9. ビューコントロールのGグリッドのオン/オフ をクリックしてグリッドをオンにします。
  10. ホーム アイコンをクリックして、ホームビューに戻ります。

  11. ファイルを保存します。
    注: Inspire Studio 自動保存機能があります。ファイルが5分間保存されなかった場合には通知されます。デフォルト値は、ファイル > プリファレンス > 一般から変更できます。


ロフトを使用したメインサーフェスの作成

ロフトツールを使用して、2つ以上のカーブおよびエッジの間にサーフェスを作成できます。このツールは、レールの有無にかかわらず機能します。レールを使用すると、サーフェスをさらに制御できますが、エッジの連続性で十分な場合もあります。
  1. ロフトツールを開きます。
    • サーフェスタブで、ロフトツールを選択します。

    • または、Altキーを押しながら右クリックでツールベルトを開き、そこからロフトツールを選択します。
  2. 2つ以上のプロファイルを選択するよう求められます。2つの円を選択し、右クリックで確定します。
  3. これで、1つまたは複数のレールを選択するように求められますが、これは任意です。このチュートリアルでは、2つのブレンドカーブをレールとして選択します。右クリックで確定します。
  4. コントロールパネルで、キャップをオンにします。
  5. チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。

トリムカーブの作成

  1. フロントビューに切り替えます。
  2. カーブタブで、NURBSツールを選択します。

  3. 以下に示すように、カーブを描画します。


    ヒント: Altキーを押しながら1キー、2キー、3キー、または4キーを押し、グリッド1、2、3、または4のスナップをオンまたはオフにします。
  4. カーブタブで、オフセットツールを選択します。カーブタブのオフセットツールはカーブ用です。

  5. NURBSカーブを選択します。
  6. カーブを0.3 cmオフセットします。
  7. チェックマークを右クリックして、マウスで移動して終了するか、または右ダブルクリックします。


サーフェスオフセット

  1. 編集タブで、オフセットツールを選択します。編集タブのオフセットツールはサーフェス用です。

  2. 以前に作成したロフトを選択します。
  3. サーフェスの内側を0.3 cmオフセットします。
  4. ガイドバーで、オフセットを反転をクリックして、オフセットの方向を切り替えます。
  5. 緑色のチェックマークをクリックして、このステップを完了します。
  6. ファイルを保存します。

トリムとロフト

  1. 編集タブで、トリムツールを選択します。

  2. 内側のサーフェス(ロフト)を外側のカーブ(オフセット)でトリムします。
    1. 外側のサーフェス(ロフト)と外側のカーブ(オフセット)を選択します。
    2. ガイドバーで、サーフェス結果の強制および内側を保持を選択します。
      ヒント: トリムのサーフェス結果の強制オプションを使用すると、入力がソリッドボディの場合にサーフェス出力を作成できます。入力がサーフェスまたはシートボディである場合は、効果がありません。
  3. 内側のサーフェス(オフセット)を内側のカーブ(NURBS)でトリムします。
    1. 内側のサーフェス(オフセット)と内側のカーブ(NURBS)を選択します。
    2. ガイドバーで、サーフェス結果の強制および外側を保持を選択します。
  4. ロフトツールを使用して、2つのトリムエッジを選択します。図のように、曲率G2連続性を適用します。