荷重ケース(最適化)

荷重ケースは、モデルに対して同時に作用する荷重とサポート、変位、加速度、および温度のセットです。最適化を実行する前に、モデルの荷重ケースを1つ以上定義する必要があります。最適化結果に与える影響を把握するため、異なる荷重と変位で複数の荷重ケースを作成することもお勧めします。

モデルブラウザまたは右クリックで表示されるコンテキストメニューを使用して、荷重とサポートを特定の荷重ケースに割り当てることができます。続いて、最適化実行時に、最適化の実行ウィンドウで組み込む荷重ケースを選択します。

  1. 構造リボンで、最適化アイコンにある ボタンをクリックします。最適化の実行ウィンドウが表示されます。

  2. 最適化のタイプ、目標、制約、およびオプションを選択します。
  3. 荷重ケースの横にある シェブロンアイコンをクリックしてセクションを展開します。

  4. デフォルトでは、作成したすべての荷重ケースが最適化の実行に使用されます。
    • すべての荷重ケースを選択する場合は、 アイコンをクリックします。
    • すべての荷重ケースを非選択する場合は、 アイコンをクリックします。
    • すべての荷重ケースを反転させる場合は、 アイコンをクリックします。
  5. 実行ボタンをクリックし、選択された荷重ケースを使用して最適化を開始します。
  6. 終了したら、実行名をダブルクリックして結果を表示します。
ヒント:
  • 最適化のために選択されたパートに適用される荷重ケースのみリストに表示されます。荷重ケースが表示されない場合、モデルブラウザで荷重ケースフォルダを開きます。少なくとも1つの荷重とサポートが目的のパートに適用されており、少なくとも1つの荷重ケースにこれらの荷重とサポートが含まれていることを確認します。
  • サポートされていない構造体をシミュレートするには、慣性リリーフ法を使用を選択します。一般的な用途としては、飛行中の航空機、車のサスペンションパート、宇宙空間の衛星などが挙げられます。